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2007.04.06 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(76) システムキッチン設計変更 (2005.4.7)


【76】2005年4月7日 システムキッチン設計変更

ホームセンター楽安居のシステムキッチンの件で電話がある。まず香蜜山へ行き、昨日のウォシュレットとバスタブの購入で衛生間の寸法を確認する。
システムキッチンのデザインの前の案はちょっと気に入らないのでいろいろ考えて変更することにした。

楽安居へシステムキッチンの設計変更に行く。ある程度案がまとまってきたところに元設計士がやって来た。一緒に考えて最終決断をする。あと、キッチンワゴンを特注してもらうためにネットで拾った写真を預ける。





金三鹰へフローリング材を決めに行く。玉檀香(370mm x 75mm x 18mm, 420元/㎡)と金檀(460mm x 125mm x 18mm, 263元/㎡)に決定、定金(手付け金)を300元入れる。玉檀香は香木のようにいい香りのする材木だが高価なので6畳ほどの書斎スペースだけに設置する。明日、見積もりのため部屋を測定に来る。

壁紙を。これまた日曜日に元設計士と見に行ったところ。とりあえず決定し定金を500元入れる。これも明日3時に測定に来ることになった。
元設計士に湯船の側板のことを質問してから彼女と別れて、ステンレス(不锈钢)のキッチンシンク(水盆)を見る。真ん中にゴミ箱のあるものが面白い。

大まかに見て他のデザインやメーカーなども確認するために別のホームセンター百安居に向かう。百安居は一堂に並べられていて見やすい。しかし、楽安居のゴミ箱のあるものがアイデアとして面白いように感じた。

蛇口や風呂場の小物も見ていく。小姐が声をかけてくるが、すでに疲れていて相手をするのがしんどいのでいいかげんに返事をする。気が付くとすでに8時半。9時で閉店とのことなので引き上げる。

地下鉄で羅湖へ。

14,900歩

内装も詰めの段階に入ってきて金額の大きいものを扱うようになってきました。
内装はポイントをおさえて材料を吟味したつもりなのですが、住んでみて2年近く経過した今、吟味の甘かった部分が出てきます。
まあ、しょうがないですね。

あとで簡単に変更できないところや簡単に変更できても経費のかさむところはよく考えなければなりません。たとえば電気線などの埋め込み配管とか、トイレなどの埋め込み水管、電話、インターネットケーブルの配線など。キッチンもそうです。

システムキッチンの設計はキッチンメーカーがすべてやってくれるわけではありません。ステンレス・キッチンシンク(流し)、コンロ、消毒槽、蛇口など、自分で買ってきてシステムキッチン屋に供給しなければなりません。実際はキッチンシンクを供給してそれにあうようにキッチンカウンターを加工します。コンロ、消毒槽は寸法だけを連絡しておけばOK。あとは設置工事のときに現場で加工します。


あるキッチンシンクのカタログ


こういうのは初めてなので失敗も当然あります。失敗でした。蛇口やシンクへはめ込みタイプのソープディスペンサーは買い直しがきくのでいいのですがシンクはやっぱりいいものの方が良かったですね。真ん中にゴミ箱のあるタイプは安物でした。それとスペースが無駄でしたね。まあしょうがないです。
あとは、キッチンカウンターが天然大理石とばかり思っていたのが人工大理石のコーリアン。どっちがいいかわからないですが、私にとっては人工という響きが悪いので・・・
ただシステムキッチンはかなり高価だったからか、何となく耐久性はあるような気がするのでまあいいのか、と思ったりもします。

キッチンワゴンを特注してもらえるとの事だったので写真を渡したのですが、この約束は守られませんでした。
まあ特注は中国の得意範囲みたいで写真を持っていけば作ってくれるところがたくさんあるので・・・



TOTOのカタログ ウォシュレット部分
「卫洗丽」は衛洗麗の簡体字、きれいな音訳です。

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私は内装関連商品専門のデパート(?)が好きで、妻に呆れられながらウインドーショッピングを楽しむのですが、見た目はきれいな製品があふれていますね。しかし品質は今一つでしょうか。私が購入したガスコンロはある日点火しなくなったので、自分で分解してみたら内部の配線が焦げていました。私が最も驚いた福州の内装工事は「壁抜き」ですね。壁をガンガン叩いて壁を抜いて、窓を作ってしまいます。福州の建築は鉄筋の枠の中を素焼きレンガでうめる工法なので、壁を抜いても強度には関係ないのかもしれませんが、はなはだしい場合は壁一面を抜いてしまい、驚いたものです。日本では考えられませんよね。
遥さん
内装材料店はいいですよね。私も好きです。
必要に迫られて何度も足を運びましたが、やっぱり嫌いでは行けないですから。
品質は極端かも知れません。いいものはいいので・・・
ただこういうものは値段が高いものです。
安いのでいいものはなかなか難しくて・・
分解してみると知ろうとが見てもこれだと壊れるよ、という設計がありますよね。
ガスコンロの件、怖い話ですね。やっぱりか、という気もしますが・・
万一のことを考えるとやっぱり電気系、ガス系は高いのを覚悟して有名ブランド製でしょうか・・
当方も昔、安物のテーブルタップを買ってしばらくしたら故障。
分解するとハンダ付けがとれて線がぶらんぶらん。怖くなりました。もしショートしたら・・
しかもハンダ付け箇所がやたらと多く、確率からいってもハンダ不良が出ますよね。
香港で買うとハンダ付けはなくて金属加工でやっているので安心です。
壁の話もこれまたすごい。今の深圳ではそういうのを見ませんが、昔はほとんどそうだったのでしょうね。
建物を分解しているところを見ると煉瓦がたっぷり出てきますから。
テーブルタップは中国で最も危険な電気製品の一つですね。(呆)
私は買って来たその日にテーブルタップが壊れたことがあり、分解したところ、薄いトタン板を曲げた電極に細い電線がねじって(!)とめられていました。(驚)
ハンダ付けならば高級品です。
特に驚いたのは電線で、太く見えたのはビニルチューブで、その中の電線は糸のように細いものでした。
これで200V!
このテーブルタップで電気鍋なんかを使ったら...。
それ以来、電源回りの製品には特に注意するようになりました。
遥さん
やっぱりいろいろ同じような経験をされているのですね。
ちょっとほっとするかも。自分だけではなかったので。
電線も。それに皮膜と中の電線が中に空気が入っているみたいにふわふわになってるのもありますね。
事故もあちこちで起こってるのでしょう、危険な話です。
220Vの場合は電流が小さいので100Vより細い線で大丈夫なんですがそういうレベルの話ではありませんものね。







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