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2006.11.08 カテゴリ:記録・日記 >  香港在住日記1996-1998 

《香港初在住日記》(37) 香港の日本人事情いまむかし (1996.12.11)

【37】  1996年12月11日(水)  香港の日本人事情いまむかし

僕より先に香港で働き始め、僕が香港で働くきっかけを作った大阪時代の友人と、彼が香港で知り合った人と3人で香港今昔物語を聞く。
友人の友人は以前この会社で働いていて今は別の会社にいる。彼はかなり早くから香港に出てきたようす。

彼の話では、香港には昔は日本人も少なく言葉で苦労しながら仕事をしていた。たまに同じ日本人を見かけたら、肩書きにかかわらず仲良く話をしたが、今では日本の大企業から大挙して香港にやってきては日本流のやり方で、言葉も日本語しか話さない人も多いという。日本にいるのと同じだと。彼はせっかく日本のやり方とは違うものを求めて香港に来たのにと言う。

結局は現地企業と言っても、日本人起業の会社、日本の風習は抜けないということか。
僕も雰囲気が違うだけで、善し悪しは別にしてやり方の基本は日本と同じなのを感じて少し悩んでいたので...


香港人宅のホームパーティーで



今日はちょっと重い話。日記には8ページにわたって自分の考えと共に綴られていました。
読み返すと当時はまだやっぱり国民性についての自分の考察が今より劣っているとはっきり感じます。今の自分の常識がこの当時はまだ成立していませんでした。

昔、日本にいた頃、日本のポイ捨てをやめようという広告のキャッチコピーに「みんな見てるんだよね、ほんとはね」というのがありました。
これは日本人の国民性をよく表現しているような気がします。

最近ではウエブで聞く日本のラジオ。これのトークプログラムがけっこう役に立ちます。本音の話のように思えるからです。
この前あったのが、吉本タレントのトーク番組。
「年をとると勝ち負けにこだわるようになるなあ。今までは適当で良かったのが白黒はっきりさせたがる」
おお、なるほど。最近私の周りの日本人の不思議な行動がこれではっきり理解できました。勝ち負けという問題ではないだろうと思えることもなんかこだわって意地を張ってるように見えてたので。

私の心は標準的な日本人ではないようなのです。
早い話、私は日本にいると少数民族のような感じなのですが、こちら、中国・香港にいると多数民族になった気がします。気分が楽・・・
ストレスもぐっと減りましたし、生活費は安い・・

反対に、中国、香港に来ると少数民族になる人も少なくありません、と言うか、日本人の場合、こちらの方がずっと多いようです。もちろんどちらにも対応できるという人もいます。

なので、こちらに来て3年ぐらいして中国、香港に対して決定的な愚痴を言う場合は早く決断する方がいい、と言うのが今の私の結論です。


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