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2008.05.20 カテゴリ:奈良帰省日記 >  奈良帰省日記2008 

【奈良帰省日記2008】(8-1) 葛城山から二上山へ | 2008.5.6 |

奈良帰省日記 2008 (8-1) 葛城山から二上山へ | 2008.5.6 |

葛城山



葛城山(かつらぎさん)
奈良県と大阪府の府県境の金剛生駒紀泉国定公園内にあり、南北に連なる金剛山地の山。北の二上山、南の金剛山とともに連峰をなしている。960m。
山の形状がなだらかであるため、この付近を葛城高原と呼ぶこともある。
ほぼ深圳の最高峰梧桐山944mと同じ。

→  かつらぎを歩こう 

葛城山から二上山へ (1) 2008.5.6


朝8時過ぎ家を出る。今日は初めての葛城山登山へ。
近鉄で御所(ごせ)まで。橿原神宮駅で南大阪線に、尺度駅で御所線に乗り換える。乗り継ぎはスムース。電車内は登山の格好をした人が多かった。


御所駅ではみんなバスを待っている。事前に地図を見ていたところでは駅から登山口までは2km程度だと思ったので駅前の地図を確認して歩き出した。
15分ほど歩いたところで「ロープウエイ2.4km」の案内板、登山口まであと2.4km、意外に遠かった。だからみんなバスを待っていたのか・・
ロープウエイへ行くバスが追い越していった。


ロープウェイ登山口の駐車場、眼下に大和三山、手前の低い山々
少しずつ上り勾配になり御所駅を出て45分でロープウェイのある登山口へ。かなり高くへ登ったようだ。大和三山が眼下に見える。ということはすでに300m 近い標高になるのかも知れない。登山口の海抜はいったいどれくらいあるのだろう。葛城山頂上は960mだが登山口からの標高差はかなり低いかも知れない。 (ネットで調べると登山口・駐車場から山頂までの標高差は669m)
登山者はここまで車かバスで来てここから登るようだ。
深圳の梧桐山は海沿いから盛り上がっているのでほぼ900mの標高差がある。



登山口からはロープウエイが頂上まで運んでくれる。でももちろん歩いて頂上へ。登山口すぐのところに個人のものだろうが見事な藤棚があった。きれいな藤 色。
登山道へ入る。なだらかな勾配で歩きやすい。深圳と違うのはやはり高い杉林。深圳の若い木々ではなく壮大な規模の林だ。
所々に簡単な橋が架けられているが木がすり減ってきているので頼りないところもありちょっと怖い。用心しながら進む。まあでも、橋や階段が木造なのがい い。メンテをしっかりしないと怖いけどやさしい感じがする。木の階段の勾配も緩やかで深圳のきつい勾配の石段に慣れている僕にとっては実に軽快だ。


杉木立の道は全体の色が茶色。異様な感じもするがこれも新鮮でいい。
これといった難所もなく、登山口から1時間10分でロープウエイの山上駅近くに到着、頂上を目指す。それにしても梧桐山のことを思うとあまりにあっさりと 頂上へ着きそうだ。何が違うのだろう・・標高差の違いもあるがそれだけではまだ納得がいかないような気分。


山頂を目指す道は薄緑の木々に花が咲き高原の雰囲気を醸し出す。そして視界が開けて眼下に大和平野(奈良盆地)が広がる。思わず顔がほころぶ。
食堂があった。もう12時近い、食堂前の売店でパックの焼きそばを500円で買い昼食として食べる。


食後、頂上へ。高原になっている。花と山が調和してきれい。ツツジ園を見て回る。
と、金剛山に登ってきたという人と会う。1週間一度は金剛山に登っているという。
今日は朝8時に登山を開始して金剛山に登頂したあと葛城山にやってきたらしい。
「あそこにテレビ塔が見えるやろ、その右の高いところが金剛山」
金剛山は1125m、深圳でネットを調べていて葛城山と共に登りたいと思っていた山だ。実物を目の前にして感激。美しい。
五条駅か御所駅から登山口へ行くバスがあるらしい。この次は必ず登ってみよう。

あと全長2kmあまりの自然研究路というのがあったので行ってみようかとそちらに向かう。が、途中の道標で二上山へ行けるらしいことがわかりそちらに行くことに変更。歩いていくと二上山へ行けるような道があった。地元らしい二人連れがいたので聞いてみる。
「この道は二上山へ行けますか」
「行けるけど遠いで・・(時計を見て)まあ時間的に大丈夫かな」
まだ1時過ぎ、行けることさえ聞けばそれで十分、元気よく歩き出す。これまでの歩数は1万2000歩程度、まだまだ余裕はある。
つづく
御所駅(ごせえき)を出て登山口をめざす




頂上へのロープウェイ




マニュアル撮影を試してみました。シャッタースピードの違い・・
















頂上 金剛山が見えます




金剛山が









つづく

2008.05.21 カテゴリ:奈良帰省日記 >  奈良帰省日記2008 

【奈良帰省日記2008】(8-2) 葛城山から二上山へ | 2008.5.6 |

奈良帰省日記 2008 (8-2) 葛城山から二上山へ | 2008.5.6 |

大阪平野を 遠く大阪湾


二上山(にじょうざん)
奈良県と大阪府の府県境、金剛生駒紀泉国定公園金剛山地の北端にあり、雄岳(517m)と雌岳(474m)の二つの峰を持つ。
縄文時代には石器石材のサヌカイトの産出地で、飛鳥時代には信仰対象。
雄岳には天武天皇の第三子の悲劇のヒーロー大津皇子の墓があります。


葛城山から二上山へ (2) 2008.5.6



葛城山をあとにして二上山へ。
葛城山の登山道と比べると整備度合いは低いが趣はある。結構長い道のりだがなだらかな道が続く。
道標は「平石峠」と「岩橋山」がランダムに現れる。平石峠は葛城山から6kmあまり、でも平石峠、岩橋山、二上山のどれが一番遠いのか全くわからない。手探りで二上山へ向かう。道標にも「竹内峠」の名前が増えた。それにダイヤモンドトレールって何だろう。



岩橋山
道は厳しい上り坂となった。距離は短かったが深圳の梧桐山を思い出させた。登り切るとグループが休憩していた。挨拶をすると「この坂は厳しかったでしょう」と。
そしてここが岩崎山の頂上となるようだ。「岩橋山658.8m」の掛札。峠のような頂上だった。彼らは休息を終えて先を進み出した。僕も写真を写して休憩なしで先へ進む。平坦な道や少しの坂なら歩いているうちに疲れがとれる。



奇遇
そして平石峠付近と思われる場所で休憩する二人連れ、その一人に声をかけられる。
「あんた、松下電器にいなかった?」
「・・大学の時にアルバイトしたぐらいで・・」
「そうそう、あんたの名前は忘れたけど顔は覚えてる。僕はY・・」
名前に覚えがあった。話をしている間に少しずつわかってきた。
それにしてもすごい。○十年前に一時期いたアルバイトのことを覚えているなんて奇跡に近いと思えた。
彼は数年前会社を早期退職をして今はISO9000の仕事をしているとか。僕は深圳に住んでいることを告げる。
彼らは竹内街道を磐城駅まで行くとのことで話をしながら3人で歩いていく。

竹内街道へ。葛城山を出てから2時間半かかっている。午後4時近くになっている。彼らと別れを告げる。
ちょうど食堂があったのでまず腹ごしらえ。食べながら考える。時間的に遅いけど二上山を登ることに決定。


登山口目指して歩き始める。あった。時刻は4時半。
「鹿谷寺跡へ」と書かれた道がすてきだったのでこちらを行く。寺跡を見て展望台へ。大阪側が見える。夕日がきれい。ただ、雌岳への道が見つからない。
駐車場と書かれたところへ行ってみる。地元民らしき人に聞く。
「ここから雌岳(二上山の)に行けまっか?」
「行けまっせ。その階段を上ったら右にとって行ったらええ。左に行ったらあきまへんで、屯鶴峯(どんづるぼう)に行ってまうから」
「雄岳は・・」
「雌岳に行ったらすぐ前に見えるがな。せやけど太子町のほうはええけど、當麻町に入ったらお金(入場料)取られるで」
「あ、そう。おおきに」
というわけでめどが立った。
ここは大阪府太子町だったのか。そう言えばさっきの寺跡も大阪府と書かれていた。
(金剛生駒紀泉国定公園 面積1万5565ha、大阪府1万0685ha、奈良県4880ha)


登り始める。道はけっこうきつい。今までの道とは違って岩がごつごつしている。20分近く登ると雌岳らしきところへ。「雌岳頂上→」の道標があった。右手に頂上がそこに見える。疲れているのと時間的にも遅いので今回、頂上はパス。雄岳を目指す。
さらに20分ほど歩くと雄岳頂上に出た。大津皇子の墓もあった。

さて奈良側に下山する。けっこう素肌の山道が多くなった。ひたすら歩いて二上神社へ到着。6時。明るさのぎりぎりか、やれやれだ。

山を歩きながら金剛山から葛城山、そして二上山へ巡る1日コースを考えていたがちょっと無理なようだ。今日のコースで3万歩をはるかに越えている。これに金剛山を加えたらおそらく5万歩近くなるだろう。僕の足で1日ではまず無理。
帰って地図を見ると葛城山から二上山まで直線距離で8km近くあった。どおりで・・

近鉄南大阪線二上神社口駅へ。あとは郡山へ帰るだけ。切符480円。
よく歩いた。これまでの最高の3万7200歩。単純計算で19キロ近く歩いたことになる。
でも山歩きの楽しさを知ったおかげで大和路のいっそうの楽しみ方を知った気がする。

ダイヤモンドトレール
通称ダイトレと呼ばれている阪奈和(大阪・奈良・和歌山)にまたがる全長45kmの長距離自然歩道でした。昭和43年に大阪府と奈良県が整備したとのこと。中国・香港式に漢字にすれば「金剛径」と言うところでしょうか。一度踏破してみたいものです。
→  ダイヤモンドトレール 
葛城山から・・


二上山へ向かって・・・












岩橋山頂上への急坂


岩橋山を下る


竹内街道




二上山を登る




雌岳


雄岳頂上


大津皇子の墓


二上山を下る




二上神社


二上山


近鉄二上神社口駅に到着


近鉄電車 もう6時半


車窓の二上山




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